トラブル肌に役立つ美容成分 Part1

夏の肌に必要なスキンケア成分
夏に気になる成分と言えば・・・
『美白成分』ですよね?!
日本は美白大国だから、化粧品にはありとあらゆる美白成分が配合されています。
どれも、特徴がありきちんと使えば、結果もついてきます。
その中でも注目していただきたい『美白成分』があります。
【プラセンタエキス】
プラセンタとは日本語で『胎盤』という意味です。
胎盤は胎児の発育成長に必要不可欠な哺乳動物のメスが妊娠した時に持つ特殊な臓器です。
胎盤には胎児を育てあげるのに必要な生活活性物質と栄養素が豊富に含まれています。
ですから、哺乳動物である牛や馬などが出産後に胎盤を食べてしまうのは出産によって消耗した体力を、 速やかに回復させるのに役立つと本能的に分かっているからだといわれています。 そして、中国の漢方では古くから『不老』の秘薬として認知されています。
昔は人のプラセンタを医療・美容の目的で使用されていましたが、現在は化粧品の成分として使われているのはほとんどがブタのプラセンタです。
【プラセンタエキスの肌への効果】
美白効果
・メラニン色素の生成を抑える
・肌に塗ると紫外線をカット
抗老化効果
・紫外線による光老化や年齢による老化などで減ってしまう『繊維芽細胞』を増やす。
※『繊維芽細胞』は真皮のなかでコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を作る細胞
抗アレルギー作用
・かゆみの元であるヒスタミン放出を阻害し、肌の水分を保ちます。
このようにプラセンタエキスは美白だけにとどまらず、肌を健康で若々しく保ってくれる成分という事です。
もう一つ注目していただきたい成分があります。
【甘草フラボノイド】
『甘草フラボノイド』はマメ科カンゾウ属の植物から摂れるエキスです。
4000年前から薬用植物として使われていたことが歴史的な文献などにも残されています。
【甘草フラボノイドの美白効果】
非常に高い抗酸化力でシミのできるメカニズムを阻止します。
美白力はビタミンCの270倍と言われています。
レーザー治療や化粧品では改善が難しいとされていた、『肝斑』に効果的といわれています。
このように、美白効果のある成分もいろいろなので、自分の肌やトラブルの状態を把握して選択するのが、キレイになれる近道ではないでしょうか?